葬儀
葬儀の流れ
葬儀とは、故人を弔う儀式です。
ここでは 葬儀の流れを ご紹介します
【看取り】
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【お寺に連絡】
先に連絡を頂ければ、葬儀社選び・葬儀方法を提案します
※葬儀社に依頼する場合 一般的に「死亡届」などの手続きは葬儀社が代行します
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【ご遺体を安置】
葬儀場・自宅などに ご遺体を安置します
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【枕経】
故人の枕元にて、僧侶が枕経をお唱えます
※この時、戒名について、お話します
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【日程などの調整】
葬家・お寺・葬儀社で、日程などを決めます
※一般的に、火葬場の手続きは、葬儀社が代行します
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【葬儀の詳細を決定】
喪主は 葬儀社と協議し、詳細(費用など)を決めます
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【お通夜】
僧侶による読経 弔問客による焼香などが行われます
お通夜は かつては文字通り 夜を通して行われましたが 現在では葬儀前夜に2時間程度の行う「半通夜」が一般化しています
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【葬儀・告別式】
僧侶の読経・ご親族の焼香(葬儀)、一般参列者の焼香(告別式)が行われます
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【お別れの儀・出棺】
親しい方々が 花などを棺に入れ(お別れの儀)喪主が参列者へ挨拶した後 出棺します
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【火葬・骨上げ】
火葬場で火葬し 遺骨を骨壺に収めます(骨上げ・収骨)
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【法要・納骨】
お骨を(後飾り)祭壇に安置し還骨法要を行います
※臨済宗では安骨諷経(あんこつふぎん)と呼びます
亡くなった日(忌日)から7日ごとに法要を行ない
四十九日法要の際に、納骨します
※現在は 還骨法要と初七日法要を同日中に行うことが多いです
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【年忌法要】
一周忌・三周忌など定められた年に(年忌)法要を行います
一般的には 三十三回を弔い上げとして 法要を終えています
臨済宗の葬儀
当院では、臨済宗南禅寺派の儀礼に則り、葬儀を執り行います
臨済宗の葬儀の流れをおおまかに紹介します
【意義】
臨済宗では、葬儀を生前に与えるべきだった戒律を導師から故人へ授け、仏弟子として彼岸へ見送る儀式と捉えます
◯導師入場
導師とは、法要を執り行う僧侶のことです
◯剃髪(ていはつ)
導師が剃髪用のカミソリを持ち「剃髪の偈」を唱えます
◯懺悔文(ざんげもん)
導師が「懺悔文」を読みあげます。
故人の生前の行いを悔い、許しを乞い、成仏を願います
◯三帰戒文(さんきかいもん)
仏の教えに帰依することを誓います
仏門に正式に入ることになります
念誦・引導法語
導師が、経典を読み上げます。
故人を浄土へ送り出すための引導法語も唱えます
最後に、故人が未練を断ち、
まっすぐに仏道へ進むように
喝(かつ)!
と一喝します。
◯焼香
観音経(かんのんきょう)や大悲心陀羅尼(だいひしんだらに)などが唱えられる中、焼香が営まれます
◯出棺
喪主をはじめ、親族や親しい友人たちにより
棺に 花などが捧げられた後、出棺します